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アメリカ、NC州の州都ラレーの日本語教会の牧師をしているマスタージッコ。昔取った杵柄、喫茶店のマスターの時の愛称は今も不滅!
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腎臓移植のことで知ったこと

  先日、家内と看護師の教会員の姉妹と一緒に、腎臓移植の為のオリエンテーションをUNC Hospitalに受講しに行きました。腎臓移植の手続きは、ここから始まります。ここに来るまでに1年以上が経過しました。アメリカでも沢山の人たちが移植できるのを待っています。毎週オリエンテーションがあり、患者が来ているのですから、かなりの人たちです。

  移植で一番の問題はやはり、費用のことです。ですから、それぞれ患者が加入している保険がどの程度カバーするかから、担当のソーシャルワーカーが保険会社と直接話し、Go サインが出れば連絡が来ます。幸い、家内の保険ではGoサインが出て、保険の担当者から直接連絡があり、担当者が手続きを代行してくれます。実際には、腎臓を受ける患者の様々な検査から始まります。がん患者であったり、糖尿病など、いくつの病気を持っている人は移植手術を受けられないそうです。どちらにしても、これから、しばらく病院との付き合いが長くなることは間違いありません。

  この手術のことで知ったことですが、腎臓移植の際には、おなかの右下の皮膚をおよそ15cm 切開し、骨盤の中(腸骨窩)に移植するそうです。おなかの中には「腹膜」という膜があり、腹腔を形成していて、移植後の腹膜炎や腸閉塞等の合併症を予防するため腹膜を傷つけないように腹腔の外(後腹膜)にスペースをつくり、そこに腎臓をおさめる」とあります。腎臓には「動脈」「静脈」「尿管」の3本の管があり、それぞれを「内腸骨動脈」「外腸骨静脈」「膀胱」につなぐ移植手術をするそうです。つまり、移植患者は3つの腎臓を持つことになるのですね。

  もうひとつ、切れはなせないのが、免疫抑制剤で、腎移植後、徐々に減らしていきますが、なくすことは原則的にできないそうです。「どれだけ長期間を経ても、医師の指示した免疫抑制剤をやめたり、勝手に量を減らしたりすることは、絶対に避けるべきだ」とあります。「急性拒絶反応が起きて、腎臓を失う危険性が高いのです。移植した腎臓を長くはたらかせたいなら、決められた投与量を間違えずに内服すべきです。」と言いますので、結局、薬とは一生切れないのですね。この薬、最初のうちは服用量も多いので、保険がカバーしないと月2000ドルかかり、保険があっても自己負担がかなりあるので、実際にはこの手術を受けること自体も大きな決心がいります。ちなみに、手術費用は12万ドルから15万ドルだとオリエンテーションの資料に書かれていました。やはり、アメリカでの医療費は高いです。

  日本でのことも調べてみましたが、生体移植でしたら日本も保険のカバーがあり日本の方がよさそうです。

  家内は血液型がA 型で私もA型、娘は血液型がO型ですが、オリエンテーションでは他の検査で適合すればO型は腎臓を提供できるそうで、「お母さん、私の腎臓をあげてもいいよ。」と言っていましたが、結婚したてで、まだ子供も生んでいない娘には頼めませんし、私の腎臓がマッチすることを願っています。教会員の方や友人も「自分の腎臓も検査してもらって」と言ってくれましたが、家内は本当に幸せ者です。神様や人から愛される存在は本当に幸せです。

「幸せ者とは、人からいつも覚えられている人」ではないでしょうか。

  主に感謝します。
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プロフィール
HN:
マスタージッコ
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1955/10/13
職業:
牧師
趣味:
旅行、クラシック音楽鑑賞、将棋
自己紹介:
ノースカロライナ州ラーレーの日本語教会の牧師をしてます。最愛の妻と娘夫婦がいます。
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