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アメリカ、NC州の州都ラレーの日本語教会の牧師をしているマスタージッコ。昔取った杵柄、喫茶店のマスターの時の愛称は今も不滅!
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 先日、事件を起こした当人にとっては思いがけない大きな問題となった事件があった。

それは、世界遺産に登録されているイタリア・フィレンツェの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に日本人の旅行者らが落書きした問題で、加害者側の対応次第では日本国民への信頼を国レベルで損ないかねない事件だった。私たちは海外で行動するときに、同時に日本人を代表しているという認識をもって行動するということを教える教育は国際化の進む日本人にとって重要なことだと思っている。

 
この事件の加害者の中には、職場を解雇された人、停学処分を受けた学生などもいる。処分そのものよりも、人目を気にする恥の文化国家日本で、罪びととして人々の目を浴びる、当事者や家族は大変つらい思いをしているのではないか。人を殺めたような事件でなくても、罪の認識と罪の代価の大きさを十分に知るに値する事件だったように思う。

 

この事件の加害者に岐阜市立女子短大学生らがいたが、同短大の松田之利学長と落書きをした女子学生1人が9日、フィレンツェ市役所を訪れ、大聖堂の関係者らに謝罪したらしい。私はこの行為を大変うれしく思った。教育現場の方と当人自らが謝罪に行くという実践教育は、偽装問題や大分県の教員採用での汚職事件など、不正が後を絶たない今の時代に大きな教訓となってほしと願う。

 

聖書に「自分が蒔いた種は、必ず自らが刈り取ることになるという。」意味の聖句があるが、どんなことでも天(神)は見ておられるという意識は、大変重要な真理だ。日本にも「お天とう様は、いつもみているよ。」という言葉があるが、このようなことをよく大人が言っていた時代は平和であったように思う。

 

今回の事件、学長らは市役所で大聖堂のミトラーノ館長や市役所の国際関係担当者らと面会され、学生は謝罪の場で号泣しながら謝り、市役所職員が慰める場面もあったという。

 
フィレンツェ市役所は、この後、「岐阜市とフィレンツェは姉妹都市の関係にあり、この事件は終わりにしたい。事件は両市の関係をむしろ強めた」との声明を発表した。ミトラーノ館長は「正式に謝罪を受け入れた」として、罪の許しの宣言を公にした。

 

大聖堂の壁には同短大学生のほか、京都産業大(京都市)の学生や常磐大高校(水戸市)の前野球部監督も落書きしたことが明らかになっているが、大聖堂側は落書きを消すための補修費などを請求しないことを既に決めているそうだ。

 

罪の支払う代償の大きさ、日本では内部告発で、これからもさらに偽装事件や汚職事件が次々に告発されるだろう。誠実さを鏡とした、日本の将来を心から切望しながら、国のためにとりなしの祈りが必要だ。

 

「あなたの罪は赦された。」と宣言される、イエス様のことばの重さを確認した事件だった。
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マスタージッコ
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62
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男性
誕生日:
1955/10/13
職業:
牧師
趣味:
旅行、クラシック音楽鑑賞、将棋
自己紹介:
ノースカロライナ州ラーレーの日本語教会の牧師をしてます。最愛の妻と娘夫婦がいます。
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